二度目の咬みつきは、ルナが私のベッドの上で寝ていた時。
掛け布団の端っこで丸くなって寝ていたので、起こさないように布団をめくって入ろうとすると、
ガブっ
咬まれてしまいました。
もちろん本気の咬みつきです。
ルナが私のベッドで寝ている時、そばに合ったスマホに手を伸ばしたら
ガブっ
となったこともありました。
ある時はベッドの上に畳んで置いてあった私の部屋着の上に座っており、取ろうと手を伸ばしたら
ガブっ
典型的な「ものを守る」という行動ですが、犬を初めて飼ったので、犬がものを守るという発想がありませんでした。
問題となるような行動を未然に防ぐためには子犬の頃どういうしつけをしたらよいのかという本はたくさん読んでいましたが、問題があった場合はどう対処すればよいのかということは知らないなと気が付いたのはこの頃です。
甘かった・・・。笑
いずれも「オリテ」と床を指すと指示に従ったので、ベッドの上がルナの縄張りになっているというわけではないように思えました。
「犬 咬む」 「犬 眠い 咬む」
など検索してみたり、しつけの本を読み漁ってみたりしましたが、良い対処方が見つからず・・・。
「犬 守る」と検索すればたくさんヒットしたでしょうね・・・。
今思うとルナは「それこわいよ、やめて」という気持ちで咬んでいたのだと思います。
調べてくると良く出てくるのは「リーダーになれていないからだ」「犬になめられているからだ」というものが多いですが、ルナはシンプルに恐怖の表現の方法が咬むという行動で現れていたようでした。
自分ではこれ以上どう対処してよいのかわからず、飼う前から参考にしていたdog actuallyというサイト(GREEN DOGさんで当時連載されていましたが、現在は閉鎖されています)のコメント欄で相談してみることにしました。
ここでプロの訓練士に頼った方が良いと言われたら迷わず訓練士さんにお願いしようと思っていました。
頂いた回答から下記のことを行いました。
・コングに餌を詰めてあげるのをやめる、代わりに短時間で食べ終わるガムをあげる
・エサ皿を回収するときは事前にガムなどをあげ、そちらに興味が移ってから回収する
・犬が寝ている時は、声をかけて覚醒させ、一度ベッドから下ろしたうえで自分が入る
・サークルを使うのをやめ、代わりに犬が休めるクッションのようなものを与える
上記を徹底したところ、咬まれる頻度は格段に減少しました。
2~3月ごろ、もう大丈夫そうだと安心したところでまた咬まれるということを繰り返していましたが、共通していたのは上記のことを守れていなかったということです。
例えば、
「ガムすぐ食べ終わってなんだかガムの意味なさそうだな。もう少し長く噛める物はないかな?」
とガムのサイズが段々と大きくなってしまっていた時。
家に帰ると食べきれなかったガムの残りを守っていることがありました。
知恵袋等を見ると、「守っているものをなぜ取り上げる必要があるのですか?」という回答を見ますが、犬が本気で物を守っている時ってめちゃめちゃ怖いんですよね。
前を通るだけで唸り吠え、これ以上近づいたら咬むのだろうなという雰囲気です。
犬も常に緊張状態にあるので眠れず、ストレスフルな状態なんだろうなとみてわかるような状態です。
まあ取り上げる必要はないのかもしれませんが・・・。
本当にこれ同じ犬?と思うくらい怖かったです。
ちなみにルナは何よりもごはんが大好きなので、夜通しガムを守ったようなときは翌朝エサ皿をガムから離れたところに置き、食事中に回収していました。
続く